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社会人になって何を勉強すべきか

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こんにちは、シャイニング丸の内です。

学生時代は勉強の指針が高校、大学から与えられ「何を勉強するべきか」については比較的明確です。

しかし、社会人になってから何を勉強すべきか、ということが不明瞭のままなんとなく勉強せず、知識も散らばったままになっているという方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は私が今まで勉強してきたこととその効果について具体的に解説をしていこうと思います。

 

対象者:

社会人になって学習意欲はあるが、何をすべきか明確ではなくなんとなくセミナーに参加したり読書をしている方

目的:

何を勉強すべきかを明確にし、努力方針を設定する

記事の内容:

私が今まで勉強してきた内容とその効果

 

勉強してきた内容とその効果を高い順に並べる

感覚的な効果をざっくり並べます。

ここで言う効果とは収入を増やす、もしくは人生を豊かにするということ両方を含みます。

1.金の儲け方を学ぶ

スキルアップ、資格・・・社会人の勉強というとこのようなものを考えるかと思いますが要は全て「如何に収入アップを果たすか」という点に目的があります。

私が既に独立しており金の儲ける能力=収入に直結するという点からも「金の儲け方」をNo1に挙げます。

どのように学ぶべきかは書き出せば切がありませんが

・理論、知識の勉強

・実地訓練

という両輪でやるべききだと思います。

理論、知識の勉強については

・MBA的に整理された知識

・どのようなビジネスが何故儲かっているか

という点を常に勉強、研究することで学ぶことが出来ます。

現在盛り上がっているビジネスについては整理、研究がなされる前であるため本にまとまるのは時間がかかります。

このような情報はIRや人から直接仕入れましょう。

またスポーツと同じで実地訓練なしにはいつまで経っても儲けることが出来るようになりません。サラリーマンである場合、スモールビジネスで月数万でもよいのでとにかく「自分で儲ける」という点に目的を絞り始めてみることを強く推奨します。

初心者が取り組むスモールビジネスなんてかっこいいものでは全くありません。

多くの場合は馬鹿にされたりもするでしょう。

しかし自分を馬鹿にしてくる人になんと思われようが自分の収入は実は変わりません。

儲ける!のみを目標にかっこ悪くも取り組み続ける姿は私は格好いいと思います。

Winning Ugly(醜くとも勝て!)を標語に努力してきましょう。

 

ちなみに実地訓練を積める場所としては事業会社の営業等のフロント(収益を生む)ポジションや副業です。

リクルートの小さめの部署なんか、この経験を積むには適していると思います。

リクルートに転職するにはリクルートエージェントがおすすめ笑、これは本当です。

逆に誤解されがちなのがコンサル。

コンサルタントのポジションは収益部門であることは間違いありませんが、金を生むために最も重要となる営業を経験しません。

一歩引いた場所からビジネスを俯瞰的に見ることと前線で金を儲けられるかは別の能力です。

格好良く言えば参謀と小隊長の差ですね。参謀は後ろ側で指示を出すのに対して小隊長は前線で切る。

参謀になりたい場合は先程おすすめしたリクルートエージェント 以外にも大手であるDodaマイナビエージェント高収入の方向けビズリーチにも登録して広く機会を見てみるとよいでしょう。 

2.プレゼン

プレゼンというとおしゃれなスライドを使って格好良くプレゼンする姿を思い浮かべると思いますが、ここで意味するのは自分の考えを相手に伝える能力です。 

これは営業やミーティング中での発言でも全てにおいて求められる能力です。

相手に伝えるためのサポート技術として、パワーポイントや話術があります。

これらのツールをフル活用し、複雑な主張でも短時間で理解させるのは高度な技術と言えます。

これは特にコンサル時代にパワポを学び、事業会社で営業や会議中の発言を学ぶことが出来ました。

ポジションが上がれば上がるほど大人数の前で話す機会も増え、その重要性も増すので若い内になるべく磨くとよい能力です。

3.定量分析

 定量的な議論が出来ないビジネスマンは非常に弱いです。

例えば新規プロジェクトをやるか否かで「リスクはあるけど、いけそうです」と言うのか、

「投資額を5億円として計算、市場分析からIRRは〇〇%と想定され現在弊社が置かれた状況を考えると投資実行は妥当」

と言えるのかは大きな違いです。

ここではビジネスをシミュレーションする能力が必要となります。

簡単そうに見えますが、私の感覚だと日本のビジネスマンでこれをやり慣れているのは1割切ると思います。

プレゼン能力とこの定量分析能力を合わせるとどのようなポジションでも強力です。

私自身はコンサルをやっていたときにこれは学ぶことは出来ました。

4.語学

語学と言っても私は英語しか話せませんが十分に役に立っています。

今思えば英語が話せなかったら入手出来る情報や仕事の種類は相当限定されます。

日本国内市場で日本国内で十分な情報が手に入るというビジネスしか出来ない。

時間がそれなりにかかるので社会人になってからというより学生時代に一定レベルまで引き上げたほうがよいかと思いますが、社会人になってからも気合次第ですぐ追い上げる事ができます。

5.テクノロジー(プログラミング含む)

「プログラミングをやれ!」という主張は最近良く聞きますが正直、素人がちょろっと基礎的なプログラミングを学んだところで役に立つケースは非常に稀であろうというのが正直な感想です。

重要だと思っているのは世の中を変えている力としての技術を学ぶこと。

これを殆どの人は学ばないので

アホ向けに書かれた

「サルでも分かるAI」

素人が書いた

「ブロックチェーンが世界を変える」

このような悪質な情報しか利用出来ず世の中の動きを見誤ります。

テクノロジーが我々の生活を変えていることは疑いようもありません。

このような時代を正しく理解するにはプログラミングという末端技術が少し出来ることではなく、基礎的な学力を前提とした技術理解が必要です。

興味を持った場合は線形代数・解析の基礎と共に、コンピューター、無線、半導体等の基礎を学ぶと時代を読みやすくなるでしょう。

番外編1:自分自身を学ぶ

スキルや知識について書いてきましたが、最近良く感じることは

「自分自身をよく知ること」

学生時代などを振り返ると世間体に振り回されぱなしでした。

情報も十分に持たず、自分の判断に自信もないためブランドに振り回してもらわないと判断が出来なかったのです。

社会人として様々な経験をすると「自分は何をしたいのか」がクリアに見えてきた気がします。

逆にこれが見えないまま、スキルアップに振り回されて生きても結局は何も出来ないと思います。

広告、ブランド、他人の意見に惑わされない自分自信を知ることこそが社会人として最も優先度が高い勉強すべきことかもしれませんね。 

番外編2:学び方を学ぶ

スポーツや勉強全てですが、昔よりも身につけるスピードが明らかにあがった気がします。

これは「今まで出来なかったことを出来るようにする=練習」という方法論自体に慣れてきたためかと思います。

大なり小なり、多くの人は練習ということ自体に慣れてきたはずなので、新しいものを始めるには遅い、なんて思わず新たなものに積極的にチャレンジするとよいでしょう。

何歳になってもなにかを吸収できるという自信と共に、世の中は知らないことだらけと認識するため謙虚にもなれます。

まとめ

・身につけてよかったスキルNo1は「金の儲け方」

・金の儲け方はリクルートなどの営業や副業で学ぶと良い

・副業よりもリクルートで学んだほうがハイレベルな環境で勉強出来る

・学べる環境に行くならリクルートエージェントなどを活用し転職