コンサルティングからの転職活動やってみた(ビズリーチ、クライスアンドカンパニー、ミイダス)
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自分の市場価値とか面接で行ってしまう残念な皆さん、こんにちは。シャイニング丸の内です。パッションではなく「市場価値」でキャリア選んでおり結果的に短期的な指標を追い求めたり、情熱がない仕事であるため市場価値がいまいち上がらない残念な事例を見て結局そんなもので生き方を選ぶのではなく、自分の情熱が赴く方向に動くべきと痛感しています。
コンサルティングを数年経験し転職適齢期
さてさて、私もアラサーとして転職適齢期になってきて同期も転職をし、転職してコンサルタント時代とは全く異なる仕事でやりがいを見出している姿を見ると転職を考えざるを得ません。とはいえ現在はなんとなくこのままコンサルタントを続けていることはないだろう、という状態で転職マーケットの市場や私の役職や経験がどのような評価を受け、どのような転職機会があるのか気になります。そこで本気の転職ではないのですが
・どのような転職案件があり
・どのような評価を受けるのか
を探るためになんちゃって転職活動をやってみました。
今回やってみたのは既に卒業した我らの先輩や同期への調査、オンライン(アプリ、媒体)の利用、スカウトサイトへの登録、エージェントとの面談です。転職と言って考えられることは大体はやってますね。
先輩・同期へのインタビュー
最近のトレンドなのか?ファンドに行く知人も稀にいるのですがベンチャーか起業ばかりです、ベンチャーに行くにしてもかなりアーリー段階で既に30-50名になっているところへ行くのはあまりありません。ベンチャーに行く場合はほとんどは知人のツテです、かつての仲間が起業してそこにジョインというケースはかなり多い。
ファンドに行った人の話を聞くと、これまた会社の先輩が既におり、そろそろコンサルからの転職を考えていたところ相談したら行ったら転職へ、という事例でした。またマネージャー以上の職位の転職では事業会社のマネジメントクラスへの転職がトレンディーなのですが、話を聞いたところ複数のエージェントに予め条件を伝えその条件をクリアするもののみを持ってこさせていたようです。条件は業界、年収、勤務地あたりを課しておけばあまりずれることはないようです。転職時期を具体的に決めてておらず良い条件があれば転職を考えている人にとっては合理的な方法ですね。パートナークラスになってくると事業会社の役員級など華々しい転職が多くなりますが、方法は分かりません。エゴンゼンダーのようなエグゼクティブエージェントを利用しているのでしょうか。
とりあえず見つけたアプリ使ってみる
facebookで市場価値がわかると激しくターゲティングされていたので使ってみました、インテリジェンスが提供する市場価値算定アプリ、果たして私の値段は如何に・・・。
生年月日、学歴など入れていきます。この時点ではなんと実際の年収より大幅DOWN、この後増えるのか・・・?それとも私の年収はバブっているのか・・・?
あまりに低い適正価格。いやいや職務経歴とかも細かく入力すれば適正値になるでしょ、ということで現在の年収、クライアントの属性、経験のあるプロジェクトなどを入力して行きます。さてさて、その結果は・・・
安!!コンサルティング経験3年以上で613万円では私の24時間365日の激務生活も報われません。 少し楽しいので、試しに使ってみるにはよいですね。使ってみる方はこちらから↓
機械による判定よりもやはり人間だ!ということでエージェントに会ってみようと思います。会う方法としては直接エージェントに登録するか、ビズリーチのようなハイクラス人材バンクに登録する手法が考えられます。会うのをセットするには時間かかるので両方を並行してやってみました。まずはどのエージェントが良いのかわからないのでリサーチ。事前に聞いた情報では
「元コンサルタントがやっているエージェントがいい」
「リクルートとか大きいところはマス向けなのでダメ」
「業界が絞れているならそこに特化したエージェントが良い」
とのことでした。私がそこで選んだのはムービンストラテジックキャリアおよび クライス&カンパニーです。webで掲載されていた案件情報が充実していたことと実績、元コンサルの在籍という観点で選びました。ムービンの社長は元BCGということです。
会う前にwebを見て相場感掴みましょう。クライス&カンパニーの特集、そそりますねぇ。
今より大幅DOWNは嫌なので最低1000万円以上で当然絞ります、639件。ファンド、コンサル、事業会社のマネジメントレベルで大体転職時の上限値は1300万円程度となっています。そんなもんかと少しがっかりですがあくまでもサイトに出しているもの、かつ初期オファー。周囲の話を聞いて見るともっと上のようなので会って自分の現在年収や実績伝えればもっと上は目指せそう。
ゲームはあまり興味ないけどこういうのいいですよね。ゲーム会社でコンサルティングのスキルがどの程度活きるか微妙な所はありますが事業会社で若手マネジメント、素敵です。日系専門商社の案件とか見ると35-43歳で1200万円とか書いてあり、年齢にしてはしょっぱいのでやはり候補には入りにくいですね。
ムービンのサイト見ても結構似たような求人多いですね。
こちらのほうがベンチャーやコンサル間の移動については情報が充実していました。私としてはポストコンサルでコンサルにまた行くという考えはないので事業会社でのマネジメントのポストやファンドなどを中心的に検討しています。エージェントは何個登録しても損はないので主要なところを4,5個登録して気の合うエージェントを使っていくのがおすすめです。
さて、今回は実際に2社に面談をさせていただきました。事業会社とファンドについて聞いてみると
事業会社
楽天など元コンサルを積極採用しているところは現在でも活発に求人を出している。ただしシニアでないと現在よりも結構年収DOWNする場合が多い(とはいいつつ800-900万円はOKとのこと)。老舗のオーナー企業が上位ポジションで採用する場合もあるが年齢がものをいう場合もあるため能力があろうと若手の場合は難しい場合も多い。
ファンド
本命です・・・
「まず、あなたが思うほどオファーは高くない、特に最初のオファーで現在の給料の二倍とかは期待しないほうが良い。給料水準は日系でおおよそIBDと同じくらいのイメージ」
うわー、ですよね。いい意味で私のファンドに対する憧れを打ち砕いて頂けました。
即戦力ならビズリーチ!
さてさて、人材バンクでハイクラスといえば、ビズリーチ!広告そそる!創業者の南さんは自分が転職するときに望むような案件に出会うことが難しかったことから作られたそうです。年収2000万円特集なんていうバナーも頻繁に目にするので少し期待。登録してみましょう。ぱぱっと今の年収であったり、職務経歴、希望条件を入力。希望条件はもちろん1500万円以上限定!何故か現在の年収1000万円以上が選択出来ないのですが、気にしない気にしない。
それで入力してみて1週間ほど放置してみたところ、数百通のメッセージが届きました。メッセージ来すぎでございます。ヘッドハンターと事業会社からガンガン来ます。事業会社でリクルートとか来るのは分かりますが意外と○ープンハウスの経営企画のように募集していることを全く知らなかった会社から来たりして面白いです。
↑こういうメッセージが大量に来ます。もうどれ開いていいかわからないですね・・・。とりあえず開いて見るのは2種
・興味ありそうな事業会社
・興味ありそうな会社への案件を多く保有していそうなヘッドハンター
ヘッドハンティング会社二社へ私の場合先に訪問してみましたが、可能性がありそうな複数のエージェントや事業会社を短期間でアプローチを受けることが出来るのは便利ですね。こちら実際に事業会社幾つかと、ヘッドハンター3件程度と電話でお話させていただきました。ビズリーチに登録しているとライトなコンタクトも取りやすいので常に自分の市場価値や市場環境を探るにはよいですね。スカウト型なので思わぬ案件にも巡りあうことが出来ます。
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まとめ:ビズリーチに登録+ヘッドハンターが王道
さてさて、今回はアプリ、ヘッドハンター直接、ビズリーチと3つやってました。アプリはちょっとした遊び程度ですが遊びとしては面白いです。定評があるヘッドハンター直接はやはり有力なオプションですね、ビズリーチですと若くいい経歴があれば大量に届いてしまい一つのエージェントが埋もれがちなので定評があるムービンやクライス&カンパニーへは直接登録しておきましょう、話を聞くにはノーリスクなので登録しすぎなければ特に損することはありません。またビズリーチは思わぬスカウト(ハウスメーカーの経営企画とか)が来ることがあるのでレジュメしっかり書いて登録するのはおすすめです。
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