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幸福のスマイルカーブとキャリアの選び方

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転職エージェントでは有名なフレームワークを紹介する記事第二弾です。今回は「幸福のスマイルカーブ」をご紹介します。「総合点保存の法則」に続きなんだそれはと言われそうですが、まずこちらの図を御覧ください。*1

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この図の主張することとしては「どうせ働くなら好きな仕事をやりまくる」か「徹底的にお金を使わず働かない」かいづれかが幸福になりやすく中途半端が最も幸福から遠いということを主張しています。

Aの人は好きな仕事で成功した実業家、といったところでしょう。実業家の多くは仕事自体がライフワークである場合が多くそれ自体が上手くいっているとなればこれほど喜ばしいことはありません。立派な成功者です。

Bは好きなことを仕事に出来たサラリーマンやスモールビジネスオーナー、小さいながらも高収益な業態(エッジの効いた転職エージェントもそうかもしれませんね)を営む方などですね。億万長者ではなくとも不自由もせず満足に生きている層です。

Cから結構幸福度は下落します、ここは高収入ながら仕事自体は「好き」というほどではなく大きなストレスをためている場合。激務系の仕事で多いと思います。

Dが幸福度としては最下層に位置していおります。ここは残念ながら嫌いな仕事をしている低所得という分類になります。残念ながら「サラリーマン」と聞いて連想するのはこのイメージが強くなってしまっています。満員電車、上司に怒られる、理不尽に詰められる、冷たい家族のような像ですね。

Eになると徐々にサラリーマンから脱却し派遣社員やフリーター、Fは自由人、Gは自給自足生活のレベルですね。Dの方がGの方へ「何やっているかよくわからないし自分よりもお金もなさそうだがなんとなく憧れてしまう」のは実際に幸福度は自分の方が下であるという認識があるからではないでしょうか。

自分がどこにいるのか、今の仕事は好きなのか

まず自分の毎日を振り返り、自分がどこにいるのか把握しましょう。このメディアを見ていただいている多く方々はB-Dの中間にいる場合が多いのではないでしょうか?

毎日オフィスに行く時「楽しみ」「今日は〇〇をしてやろう」と思えるならBによっています。それが月曜が近づくたびに「また今週が始まる」といったマインドであったり特に具体的に目指している目標値がない場合はDによっていると考えられます。

Bによっている人は良い傾向なのでそのまま突き進めば左によっていく動きになると思います。ただしDに徐々に近づいている場合には注意が必用です。

目指すべき目標値ですが、多くの方は右側へ進みGを目指すことは怖いと感じると思いますので私はBを目指すことを推奨しています。大実業家というと遠く感じてしまうものですが自分が好きなスモールビジネスで成功することは実は遠すぎるゴールではありません。

何をしたらBへ至るのか

Bに近づくにはどうするべきか、勤め人として目指すことを選ぶのであれば現在の会社で努力するか、もしくは目指したい像が明確な場合に限定してですが転職も有効なオプションでしょう。

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それではスモールビジネスオーナーを目指したい場合はどうでしょうか?私はこの相談を受けると「勇気を持って独立してみたら!」とは言っていませんスモールビジネスにもみたいない小さな規模でも成功出来ないのであれば自分の生活を支えるレベルにはならないため、まずは副業で商売を学ぶことをおすすめしています。サラリーマンの経験しかない人は自分でコンセプトを考え、マネタイズの仕組みを作り、請求書を発行し、入金を確認する、この一連の流れをやったことがないのではないでしょうか。この小さなサイクルを回した経験なくして独立は大変危険です。ブログなどの豆粒ビジネスでよいのでまずは月10万円のラインを目指してみましょう。

これはセンスに依存しますがもしかしたら簡単に達成してしまうかもしれないし、予想以上に難航するかもしれません。

いづれにせよ、独立を目指す人にとってはBへ至る一歩となります。是非挑戦してみてくださいね。

 

*1:「転職の赤本」鈴木康弘氏著参照